「自治体職員の副業・兼業」についての研修会の講師をつとめました(弁護士 稲田 優)

9月下旬、三重県市町総合事務組合での「職員の副業・兼業」をテーマとする研修会において、講師をつとめてまいりました。

組合を構成している三重県下の全ての市町(14市15町)から、対面とリモート併せて、21市町30名が参加されたとうかがいました。

デジタル化等の社会の大きな変革や人口減少に伴う人材の希少化等を背景に、「兼業・副業の拡大」が国の施策の一つとして掲げられ、自治体職員についても、公務以外の場面でも、その活躍がより一層期待されるようになっています。

しかし、その一方で、公務員としての身分の特殊性からして、一定の制限を設けざるを得ず、地方公務員法の定める許可制の下、「どのようにルールを設定し、運用していくのか」、各自治体の人事労務の担当者の方々も、判断に窮される場面が多くあるようで、国家公務員に適用されている基準等を参考に、私自身の経験も踏まえて、意見交換をさせていただきました。
今回の研修会が、皆様の悩みの解決に少しでもお役に立てれば幸いです。

なお、余談ですが、一仕事を終えた私は、この機会を利用して、三重の美味しいものをいただき、伊勢神宮にもお参りする等、「美し国 三重」の魅力を存分に堪能させていただきました。

私たちは、神戸、兵庫を活動の拠点としてはおりますが、地域の課題を解決し、地域を元気にするために、お役に立てることがあれば、全国どこへでも馳せ参じたいと考えております。
対応可能な研修のテーマ等についてもご相談に応じますので、よろしければどうぞお声をかけてください。

(弁護士 稲田 優)

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